2021 / 05 / 07

肥満による糖化・酸化現象とは

みなさんこんにちは、BEYOND(ビヨンド)ジム町田店です。みなさんは身体が糖化する、または酸化するという状態を知っていますか?

まずここで肥満ということについて簡単に言えば「摂取エネルギー」が「消費エネルギー」を上回ったときに起こります。

普段からカロリーの高いものや脂質や糖質の高い食事を続けていくと、身体は良くない方向へと変化していきます。その積み重ねが原因で起こる現象が 糖化と酸化です。その名の通り酸化は身体が錆びていくこと、糖化は、身体が焦げる事、私たちの体内にあるタンパク質と、食事によって摂取した糖が結びつき、糖化したタンパク質が体内に蓄積してしまうことです。

ではそのような状態を改善していくにはどのような食事や運動をしていけば良いのか次に解説していきます!

体が錆びる酸化を防ぐ抗酸化栄養素とは

酸素を吸うたびに、老化や病気に大きく関係している「活性酸素」も発生します。活性酸素が体の細胞に入り込むと、タンパク質、脂質が酸化(錆びる)し、細胞の働きが低下します。

そこで、太らない体をつくるためには、この消去酵素の減り具合を抑えることと、減った分を補うことが必要になってきます。また老化によっても活性酸素を消去する酵素が減少していきます。意識的に抗酸化物質を取り入れていきましょう!

【抗酸化栄養素とは?】

抗酸化栄養素
  1. ベータカロテン
    ニンジン、カボチャ、ほうれん草など 
  2. ビタミンC
    レモン、ミカン、ブロッコリー、小松菜など 
  3. ビタミンE
    アーモンド、ほうれん草、カボチャ、イワシなど 
  4. ポリフェノール
    赤ワイン、ブルーベリー、ココア、緑茶、リンゴ、大豆など 
  5. フラボノイド※ポリフェノールの一種
    レタス、春菊、玉ねぎ、大豆、緑茶など

この中でもおすすめ食材は緑黄色野菜の王様と呼ばれるニンジンです。ベータカロテンが豊富なうえ、食物繊維、ビタミンCのほか、鉄分、カリウム、カルシウムなどのミネラルも多く含まれていますので取り入れて酸化しない身体づくりを!

身体が焦げる糖化を防ぐためには?

最初に説明したように糖は体の大切なエネルギーのひとつですが、とりすぎると糖化作用が過剰に働いてしまいます。
老化とともに太りすぎの原因になる「糖化」は、食べ方を変えることで抑えることができます。

【抗糖化食事法を取り入れる】

  1. 食事は最低でも20分かけましょう
    食べ物から摂取した「糖」が、血液で脳に運ばれると、満腹中枢から満腹のサインがでます。食事をしている最中に、満腹サインを受け取るようにすると、食べる量を抑えることができます。 
  2. 糖質の多い食材を取り過ぎない事
    穀類、イモ類、甘いものを控えるようにしましょう。特に、白米、白パン、麺類、白砂糖など精製された糖質はひかえましょう。夕食に炭水化物を抜くことも効果的です。 
  3. 食事は寝る直前に取らないように心がける事
    食べ物を胃の中に残して寝ると、消化によくないどころか、吸収された栄養素は燃焼せずに、脂肪として蓄えられます。就寝3時間前には夕食をおえるようにすると理想的です。

糖化や酸化がが進行すると生活習慣病や動脈硬化などにも進みかねません。しかし糖化、酸化を予防するのには日々の生活の積み重ねが大切になっていきます!
酸化度も糖化度も低いに越したことはありませんので日々の生活習慣を今一度見つめ直し適度な運動、食事、十分な睡眠をとるようにしていきましょう!

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